柴犬の歴史・前編
柴犬は古くからいるアジアの犬種で、先祖は何千年も前に移住した人々が、日本に連れてきたといわれています。
日本人が犬を飼いはじめたのは、6000年以上も前からだと言われています。
主に、狩猟犬で鳥や小さな獲物を追い立てるなどの役割を担っていました。
そもそも日本犬は、鎖国状態が続いていた明治維新前までは純血が保たれていました。しかし、明治維新で鎖国が解かれると、洋犬が日本に入って来ることになりました。そこで一気に雑種が増えてしまいました。
大正時代となった頃には、柴犬のような立ち耳、巻き尾といった風貌の純粋な日本犬の数が激減していきました。
そんなとき、日本古来の良さを持つ、日本犬を保護しようという動きが高まりました。そして日本犬保存会が発足され、本格的に日本犬の保護が叫ばれるようになっていきました。
絶滅の危機にさらされた日本犬でしたが、その中から、柴犬・秋田犬・北海道犬・甲斐犬・紀州犬・四国犬の6種類が天然記念物に指定されました。 <後編>
日本人が犬を飼いはじめたのは、6000年以上も前からだと言われています。
主に、狩猟犬で鳥や小さな獲物を追い立てるなどの役割を担っていました。
そもそも日本犬は、鎖国状態が続いていた明治維新前までは純血が保たれていました。しかし、明治維新で鎖国が解かれると、洋犬が日本に入って来ることになりました。そこで一気に雑種が増えてしまいました。
大正時代となった頃には、柴犬のような立ち耳、巻き尾といった風貌の純粋な日本犬の数が激減していきました。
そんなとき、日本古来の良さを持つ、日本犬を保護しようという動きが高まりました。そして日本犬保存会が発足され、本格的に日本犬の保護が叫ばれるようになっていきました。
絶滅の危機にさらされた日本犬でしたが、その中から、柴犬・秋田犬・北海道犬・甲斐犬・紀州犬・四国犬の6種類が天然記念物に指定されました。 <後編>